Twitterまとめ投稿 2013/02/23
- ryoukakotoba『雪女 ~大人のための日本昔話~』2/23日(土)19:30開演 会場:札幌豆工房(札幌市東区北18条東9丁目2-12 パシャ18 1F) 入場料:1,000円(1D付) 15名限定完全予約制 お申込: 011-731-0451 ※R15指定イベントです。02/22 16:44
- ryoukakotoba物語作家にして朗読家・一条綾香がお届けする、恐怖と愛憎うずまく快楽の世界。 人ならざるものの愛と傲慢な人間の欲がからみあった先に生み出された悲劇。 一条綾香朗読会『雪女 ~大人のための日本昔話~』 いよいよ明日、2/23(土)本番です!02/22 16:42
- ryoukakotoba この世ならずの化生の女。 怪しく美しいこの女になら、殺されてもいいと思った。 自分もあのように、あの赤い唇にくわえられて吸い尽くされたいと思った。 ───こいねがった。02/22 16:40
- ryoukakotoba 喜悦の雄たけびとともに事切れる老人。 ほとばしりを最後の一滴まであまさず吸い尽くし、満足げに喉を鳴らす白い女。 舌なめずりをしながら立ち上がり、こちらを見つめてきた女の黒い瞳にとらわれながら、ああ、次は自分の番だと巳之吉は思った。02/22 16:39
- ryoukakotoba そして醜い老人の下で嫣然と微笑む女。 息を呑むほどの、この世のものとも思われぬ怪しき美貌のその女。 乱れた着物のすそからのぞく白い太ももが、みっちりと老人をしめつけ、赤い唇が老人を追い詰め、ふくらみはじけきった精をすすりとる。 02/22 16:37
- ryoukakotoba思い起こすと、背筋が凍るほどに恐ろしく、そのくせ抑えることのできない欲望が、巳之吉の深奥に渦巻いている。 あの、遠い日のあの夜。 ふと目をさました少年巳之吉が目にしたものは。 足腰が曲がり老いさばらえた茂作爺が、往年の頑健そのままの精力で女体を抱きしめうごめく様と。02/22 16:36
- ryoukakotoba少年だったあの日、吹雪に閉ざされた山小屋で見たあの光景が今も忘れられない。 美しい妻と健やかな子供達に囲まれての、心穏やかに充ち満ちた日々の中でも。 時折脳裏を掠めるのは、あの美しくもおぞましい恐怖の夜のこと。 02/22 16:35
- ryoukakotobaこれから告知文章連投します。少しでもイベントに興味を持っていただけましたら幸いです♪02/22 16:34
2013-02-23 06:01
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